砂の鎖 2|[コアマガジン]

2026年09月20日 | 成年コミック | コアマガジン | 単行本


あらすじ

助けを求める声を上げる間もなく、母が、娘が、堕ちてゆく…私も……お母さんと同じなの 淫らで…はしたなくて…恥知らずなほど好色な牝なんだわ…


砂の鎖 2|[コアマガジン]


購入者レビューから見える評価ポイント


単行本化にあたって雑誌掲載時とラストが変わっています。

(1)単行本では庸一への愛として奴隷になる事を拒絶し、実母幸恵のメッセージを伝えます。そこには快楽に溺れつつもその姿は実子には知られたくなかったこと、女の身体を求める子を拒絶することしかできなかったこと、庸一にだけは、次男(庸一の父)の嫁(幸恵)を義理の父(庸一の祖父)と甥(庸一のいとこ)が性奴隷として調教する歪んだ世界に入ってほしくないことを伝えます。

(3)(単行本では)夫が誰もいない自宅に帰ってくると想像の中の由紀江が出迎える(背景が真っ白)という終わりになっています。

(2)作者がAnotherEndという同人誌で発表している最終回では、由起江への調教ビデオが結婚指輪とともに自宅に残されており夫はそれを見てしまいます、そして由起江と汐里はそのまま失踪します。
一年後、夫は栄転で海外支局へ行く直前に庸一の子を宿した由起江と再会、汐里はメイドとして庸一の屋敷にいるという終わり方です。

これはパラレルワールドというより、時系列を分けて単行本では過激な描写をあえてしなかったのだと思います。

作者としては(1)(2)(3)の時系列でストーリーは進んでおり、その描写は単行本のラスト、夫の回想にビデオテープ(ラベルは白紙)、「すべてを戻すとこはできないかもしれない…」「壊楽…」(家庭崩壊)、「享受…」(妻を差出して愛人と出世を得た)、「裏切り…」「背信…」という台詞とともに生活感のない自宅に帰ると「おかえりなさい…あなた」という感情の読めない表情の由起江
これは夫の心の中の由起江としか見えないシーンで終わります。

作者もあとがきでどちらがハッピーエンドでどちらがバッドエンドかは何とも言えないと書いています。
単行本ではハッピーエンドに見えるように意図的に描いて、同人誌で破壊を現実として完成させるという手法に脱帽しました。
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